(CNN) アップルが昔使っていたCMに描かれていたように、PCとマックの利用者層に違いはあるのだろうか。情報収集支援サイト「ハンチ」が独自にアンケートを実施した。
その結果、マックユーザーはPCユーザーに比べて若くリベラルで流行に敏感、都市生活者が多いというデータが示された。
調査には38万8千人のユーザーが回答した。科学的手法に則した調査ではないが、コンピューターへのこだわりに関する質問では全体の52%がPC愛用者と回答し、25%がマックファンと回答した。
大卒以上の高学歴者の割合はPCユーザーが54%だったのに対し、マックユーザーは67%だった。またベジタリアンの割合はマックユーザーの方が8割多く、またマックユーザーは大型バイクよりもスクーターを好む傾向が見られた。
またPCユーザーがカジュアルな服装やツナサンド、白ワイン、ハリウッド映画、USAトゥデイ紙、ペプシを好むと回答したのに対し、マックユーザーはデザ イナー物やビンテージ物の衣服、ハマス(ヒヨコマメのペースト)、赤ワイン、インディーズ映画、ニューヨークタイムズ紙、サンペレグリノ・リモナータ(レ モネードの一種)を好むことが分かった。
またマックユーザーは自らをコンピューターに詳しく、新製品にはいち早く関心を持ち、導入する「アーリーアダプター」だとしたのに対し、PCユーザーは数学が得意で、パーティーはあまり開かないと自己分析したという。
ハンチがこの調査を開始した2009年9月以降、アップルはiPadやiPhone4のヒットで今や世界で最も時価総額の高いハイテク企業となったが、今回の調査で自分がPCユーザーであると回答した人の割合は前回の50%から52%にわずかに増えていたのは興味深い。
【関連記事】